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2007年06月17日

救いたいのに救えない

今日は里親会の日でした。
支部長さんから行く前の朝に連絡が入りました。
先週ジャスコに捨てられた猫たちが具合が悪いので病院に連れて行くと。

先日ブログにも書きましたが、虹の橋を渡った子がいます。
あれからさらに4匹亡くなり、先週のうちに支部長宅で保護されている猫の6匹が亡くなりました。検便をした際に半数がコクシジウムにかかっていたということでした。数週間前にボランティアスタッフが保護してきた捨て猫4兄弟は全て亡くなってしまいました。

去年うちの実家で預かった仔猫もそれで失いました。コクシジウムという原虫は仔猫の腸の中を荒らし、血便や嘔吐を繰り返し、食べれなくなって強制給餌させても吐いたり垂れ流し状態で、どんどん衰弱してやがて死んでしまうという怖い虫です。

救いたいと思って保護しているのに、結局命を落としてしまうという結果になってしまって、これほど辛いものはありません。ここのところ、毎週のように新たな仔猫の保護要請があります。そのたびに支部長さんは保護を引き受け、もうキャパオーバーです。1人で面倒を見る限界を超えていると思います。

うちの実家で預かっている「ぼうし」ちゃんもコクシにやられています。とりあえず元気にしているのでいいのですが、油断はできません。獣医さんの話だと、自分の便の中にコクシがいるから、便をしたら砂を全部取り替えるくらいしないと根絶できない、と言われました。母は便をしたら「ぼうし」ちゃんが触らないうちにすぐ片付けるそうです。そうしないと「ぼうし」の体に付着し、そこからまた体内に入ってしまうからです。

でも、支部長さんのところでそんなことは・・・きっとできないでしょう。面倒を見なきゃいけない子たちは沢山います。1匹にそんなに注意を払っていられないでしょう。

今日も新たな保護要請が数件ありました。その都度、今のこちらの状況を説明し、何とかご自分で保護してもらい、里親探しだけ協力させていただくという旨をお伝えし、新たに支部長宅に入る事はとりあえず免れました。

今日の里親会には支部長宅はみんな具合が悪いので今日は誰も出しませんでした。持ち込みの仔猫のみで4組7匹。その内新たな持込の仔猫が4匹出ていました。

もう何週間も里親会に出していてなかなか決まらなかった子が1匹決まりました。4月中旬生まれの野良ちゃんの子供です。シャム柄の男の子。おめでとー!残りはあと2匹です。がんばれー!

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今日から里親会デビューのうちの3匹は、やはり野良ちゃんが子供を生んだという市貝町にお住まいの方の持ち込み仔猫です。3匹とも白っぽく頭と尻尾だけ柄が入っているというちょっと変わった毛色の子達です。

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お客さんは沢山来るものの、さっきのシャム柄の子以外今日は決まっていませんでした。時間ももう終わりの時間。保護主さんは「今日はダメそうですね。どうしよう・・・」と困っていらっしゃいました。とりあえず、ここで出す以外に、自分でもビラを貼るとかして何とか探してみてくださいとアドバイスしていると、「あの〜、猫が欲しいのですが・・・」という子供を1人連れたお母さんが。

その方は仔猫たちをざっと見て、「白っぽい女の子が欲しいんですが」というので、市貝の方の猫を見せました。するとそのうちの1匹を気に入ってくださり、交渉へ。色々説明し、しかも「日中不在ならオスメスの2匹どうでしょうか?きょうだいで寂しくないですし具合が悪いときもお互い助け合えますし体温調節もできますよ。」と2匹勧めるとご主人に電話で確認してくださり、めでたくOKが出て、2匹もらってくださることになりました。

あきらめムードだったのに、終わり頃に2匹決まり、保護主さんもとても喜んでくださいました。ほんとよかったです。

次々と保護される仔猫たち。この春一体どれだけ仔猫が生まれたんでしょう。そして、そのうちのどれだけが健康に成長することができて幸せな生涯を送ることができるんでしょう。生き物として、不妊手術をしてしまうのはとてもかわいそうなことだと思います。でもそれ以上に、生まれても助からない命や捨てられたり処分されてしまう命を何とかしなければいけません。ご自分の家の猫を不妊手術していない方、どうが現実を理解して頂き、手術するようにして頂きたいです。

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ニックネーム Chirota at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 里親会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。私は、犬猫大好き女です!
 私は、ネットでたくさんの犬や、猫が処分されている現実を知り、私も微力ながら力になれないかと思い、17日にジャスコ壬生店に足を運びました。
 
 しかし、家にはすでに、2匹+2匹の兄弟猫、
合計4匹の子たちがおり、飼うことができず、
今、私に出来ることと言えば、そばにいるこの子たちを生涯かわいがってあげること、それから少しの募金くらいです。
 何か私にも協力出来ることは、ないでしょか?

すべての子たちの幸せを願っています。

 
Posted by guremame at 2007年06月18日 17:49
guremameさん、コメントありがとうございます。
そして、里親会会場にも来てくださったんですね!ありがとうございます。一体どなたがguremameさんだったのでしょう??

私がこのボランティアを始めたきっかけは児玉小枝さん著書の「どうぶつたちへのレクイエム」を読んだことです。私も日中勤めているため一時預かり等の保護はできません。でも何か手伝いたいと思い、石橋支部にボランティアで参加されている方に連絡を取り今に至っています。

自分の生活を犠牲にしてでも動物の為に尽くしている沢山のボランティアさんに比べると、私のしていることはほんとに中途半端に見えるかもしれません。でも、ほんの小さな助けでも、あるのと無いのとでは大きく違うと思っています。

ほんの小さな助けでも、数が集まれば一人の負担は小さくなります。少なければ一人の負担は大きくなります。だから、自分の時間があるときに、ちょっと手伝ってみようかな、と思う気持ちはとても大切だと思いますし、とてもありがたいと思います。

もし私になにか質問がありましたら、ホームページから問い合わせができますので、メッセージを送ってください。

是非また里親会会場にも来てくださいね。
Posted by Chirota at 2007年06月18日 20:22
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