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2011年03月17日

【携行缶求む!】故郷が被災した友人より

昨日の記事に書いた、実家が被災地である友人からメールが入りました。同じ出身大学であり、前の勤め先で長年一緒に働いてきた、もうかれこれ10年以上の付き合いになる子です。

ガソリンの携行缶を捜しているのだが、店はどこも品切れで手に入らないので、貸していただけるだけでいいので、周りの人に呼びかけてもらえないか、ということでした。

メールではまどろっこしいのですぐに友人に電話、状況を聞きました。

友人の故郷は岩手県山田町大沢地区。津波で壊滅的な被害に遭いました。ネットの地図で見ても分かりますが小さな漁港です。



地震発生後、岩手の中でも、山田町は報道で取り上げられることが少なかったので私も気になっていました。私も友人が気になり連絡を取ったのですが、家族の無事は確認できたということだけは聞いていました。

詳しい状況を聞いたところ、なんと!2日前に従弟とともに栃木から現地に行ってきたそうです。

友人の実家はなんとか難を免れたそうで、ご家族は自宅で生活しているそう。家は少し高くなっているそうで、水は入って来たもののなんとか無事だったそうです。でも「家の10m先から海まではな〜んにもなくなっちゃった…。」友人はそう呟いていました。ライフラインは現在なお全て停止中。

大沢地区内の避難所は2ヵ所。でも無くなった家の戸数の割に避難している人があまりに少なく、「これだけしかいないの?」と思ったそう。最近ようやく自衛隊が来てくれたそうなのですが、ほかの大きな市に比べて派遣人数も少なく、少しずつ復旧作業にあたっているそうなのですが、なにせあまりにひどい状況でどこから手を付けていいか分からない状態(より詳しい話も聞きましたが、被災地の報道などを見れば想像できると思いますので、ここに書くのは控えますね)。

自宅が壊れなかった人は自宅、自宅がなくなってしまった人は避難所で生活しているそうですが、とにかく情報がない、食料がない、燃料がない、物資が届かない。避難所に来れてる人はまだいいほうで、あちこちに孤立してしまっている人がいるそうです。避難所も1日におにぎり1個とかだそうです。避難者の横のつながりがなく、別の避難所に居るという妹さんの無事を、友人が行くまでご両親は確認もできていなかったそうです。

盛岡には物資は届いているそうです。でもそこから被災地まで届かない。届けようにも、ガソリンがなくてどこの運送業者もトラックを出してくれないそうです。やっと各地域への道が復旧しつつあるようですが、山田町はどのルートから行っても一番奥になってしまうそうです。なので、救援が来るのも後回しになってしまっています。被災者が自ら車で移動しようにも、ガソリンがなく動けない。

先日友人が現地に行った際には、灯油と食料とガソリン満タンにした携行缶を持って行ったそうですが、ご実家では石油ストーブがあるのでそれで煮炊きして周囲の人に配っているそうです。そして現地での移動のために、ガソリンの入った携行缶も置いてきたそうです。

地震から明日で1週間。このまま物資が届かなければせっかく助かった方たちの中にも命を落とす人が出てきてしまうかもしれません。報道を見ると、実際高齢者等で避難生活中に亡くなった方も出てきているようですね。

友人はまた現地に行きたいと言っています。ガソリンがないために、帰りの燃料を確保していかないといけないそうです。そのためには携行缶が必要だと。

両親を連れて帰ってくることも考えたそうです。でも家を失った親戚を受け入れたり、家が残った人達が協力し合って少しずつ街の片付けをしているそうです。復興のために生き残った人たちがみんな頑張っているので、両親を連れて帰ってくることができなかったそうです。

栃木から故郷を応援するという友人。生まれ育った土地の惨状を目の当たりにしたその辛さは、恐らく当事者ではない私たちには100%分かってあげることはできないでしょう。でもそんな友人やその向こうにいる被災者さん達を支援することはできます。

携行缶をお持ちの方自体少ないかもしれませんが、もしお持ちの方がいらっしゃいましたら、支援の行きとどいていない被災地の方のために、お貸しいただけないでしょうか?寄付していただくのが一番いいのですが、貸していただけるだけでもいいとのことです。

個人で被災地に行くことに賛否両論だと思います。でも、政府の支援が行き届いていない現状から、家族を救うために自分で動こうとする友人を私は応援したいです。

他に何か必要なものはある?と尋ねたところ、「個人では物資は大量に運べないので大丈夫、呼びかけて欲しいのは、不要不急の燃料の買い溜め、食糧やトイレットペーパー等の買い溜めを控えてほしい。」とのことでした。現地では灯油ももう底をつきそうだと。今日は被災地は各地で雪になり、凍えている方も多いと思います。

重油不足や地震の被害・計画停電の影響などで工場が稼働していなかったり、物流が滞っていることなどから、物が品薄になっているのだと思っていたのですが、首都圏では通常より売り上げが数倍になっているそうですね。需要に追い付かずいつもの倍入荷しているのにすぐ品切れになると。

うちももうすぐお米なくなっちゃいますが(心配してくださった里親Aさんありがとうございます)、お米なくなっても他に食べ物はあります。食べる物がなんにもなくなるようなことはないでしょう。

友人が必要としているのはとりあえず携行缶だけです。ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、私にご連絡ください。震災関連の詐欺なども横行しているようですので、ブログの記事にするのはちょっと迷ったのですが、私の直接の知り合いの方やブログを通して信頼してくださっている方だけで結構です。転載等は混乱を生じる可能性があるのでお控えください。

動物ブログなのに個人的な記事になってスミマセン。これとは別件で震災関連で協力要請が来ています。こちらは別記事で改めてお知らせいたします。

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ニックネーム Chirota at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | プライベート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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