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2009年05月02日

牡丹ベビー救出作戦

今週はなんだかいろんなことがありました。
書きたいことは盛りだくさんなのですが、とても全部は書けそうにありません。

そのうちの1つ、前回の記事でご紹介した「牡丹」ちゃんについて。

4/26(日)
お腹が大きい野良がいるということで餌やりさんが捕獲器を使って保護

4/27(月)
その方のおうちを訪問、今後の方針を相談

4/28(水)
動物病院で落ち合い、診察の後私が受け取り実家へ預ける
→この時点までおそらく妊婦だろうという判断

ここまでが前回の記事に書いた内容です。

そして、4/29(木)夕方、相談者の方から「床下から仔猫の声が聞こえる」と連絡が入り、急遽牡丹を取りに実家へ行ったあと現地に向かいました。状況からして、牡丹の子であるのは間違いなさそうです。

なんとか、仔猫だけ救出できないか考えました。仔猫がいるのは、ちょうどキッチンの真下の床下部分です。ここのおうちは基礎の通気口が一ヶ所格子が外れており、さらにそこが床下の点検口になっているのか、通気口付近の基礎部分が広く削り取られて人間が入れるくらいの大きさの開口部になっていました。牡丹はそこから出入りし、床下で出産したんです。

相談者の方がご自分で床下を潜ってくださったのですが、仔猫のいるところまではたどり着けないということで、翌日明るくなってから改めて捕獲作業をするしかない、ということになったのですが、鳴き声の感じからして、日齢は浅いと思われたので、親と離れていた日数を考えても牡丹を戻すしかない、でも今までに2回捕獲を試みている牡丹です、ここでリリースするとさらに警戒してもう捕まらないかもしれないし…。

いろいろ考えた末、牡丹を仔猫のところに戻すことに。そして、通気口の中に餌と水を入れてやり、入口をふさいで明るくなってから床下に入って親子ごと保護することにしました。

牡丹を通気口から床下に入れると、その時仔猫たちは鳴いていなかったのに、牡丹は仔猫のいる方向へとまっすぐ歩いて行きました。やっぱり牡丹ちゃんの子だったんだね。引き離されて辛かったね。ごめんね。

翌日、スタッフのAさんとSさんが捕獲作戦に協力してくださることになり、作戦開始。

ふさいでいた通気口から抜け出した形跡はなく、中に入れていたフードも減っていませんでした。そして、私とAさんが外で待機し、Sさんが床下へと潜り、匍匐前進で仔猫のいるところまで進んでいきました。

ほどなくして、Sさんが仔猫4匹を連れ入口に戻ってきました。うち1匹は体温が下がって危ない状態でした。触ると明らかに冷たい体。一刻も早く病院に連れて行かなくては助からないかもしれない。Aさんがその子だけ先に病院に連れていくことになりました。

私は入口にケージを設置し、ケージより広い部分はふさいで、牡丹がそこから出てきたらケージに入るようにセットしました。元気な仔猫の声を使って牡丹を誘導したものの、牡丹は警戒してケージに入りません。通気口まで来たり、元いたほうへ戻ったりの繰り返し。やっとケージに入りそうな様子になっても、警戒しているのですぐ出てしまいます。ここで焦って捕まえ損ねると、長期戦になってしまいます。私は牡丹がケージの中で落ち着くまでその脇でじっと見守っていました。

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そして、ようやくケージの中で落ち着いた牡丹を私は抱き抱え、万一パニックになって中で暴れた場合を考え、仔猫と別のケージに移しました。牡丹を無事ケージに入れたとき、心臓がバクバク言ってましたよあせあせ(飛び散る汗)

牡丹を無事保護したことを伝えると、床下から土まみれになったSさんが出てきました。ほんとにありがとう!!感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、一足先に病院に行った1匹も、砂糖水を飲ませ、保温したら体温が回復して元気が出たということでした。Aさん、ほんとにありがとうございます。もう少し遅かったら、命はなかったかもしれません。

その後、その子はやっぱり自力でおっぱいを吸うことができなかったので、少し体力がついてママの元に戻せるようになるまで、私が預かり、人工哺乳することになりました。

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目が開きかけているので、生後1週間から10日くらいでしょう。ほんとよく生きててくれたと思います。

牡丹にとっては散々な1週間だったと思います。でも牡丹はとってもいい子で、あんなにやな思いをしたはずなのに、人間が仔猫をいじりまくってしまったのに、動じることなくうちの実家で子育てを再開しました。人間にもとてもなつっこく、なでてやるととても気持ちよさそうにして、仔猫をなめるついでに私の手もなめてくれました。

実家の家族も、無事保護できて牡丹が戻ってきてすごく喜んでいました。一晩元の場所に戻っていた牡丹を「おかえり、牡丹ちゃん」と言って温かく迎えてくれました。

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仔猫たちも4日間も離れていたのに助かってほんとによかったです。強い生命力と強運の持ち主、きっとみんな元気に成長してくれると思います。

今日はうちで預かった子を牡丹に戻してみたら、積極的におっぱいを吸っていました。これならママの元に戻して大丈夫そうです。ただ、もう1匹の体格の小さい子がどうもおっぱいを飲めていないようです。今度はその子をうちで預かることになりました。体力付けて1日でも早く牡丹ママのところに戻してあげたいです。

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長くなってしまってすみません。とにかく今回の教訓、妊婦かどうか怪しいニャンコは無理言ってでもエコーをかけてもらうべきですねあせあせ(飛び散る汗)

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ニックネーム Chirota at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 保護日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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